世界遺産白川郷―“抜群”アクセス!当宿を拠点に―
今日もブログを見てくれてあんやとね~!(金沢弁で“ありがとう”の意味です)
どこか懐かしさを感じさせる日本の原風景、白川郷。
その人気は国内の観光客のみならず、海外の観光客をも惹きつけます。
今回は「白川郷の歴史的背景・自然との共生や住民の工夫・金沢からのアクセス方法」の3点をご紹介します。
皆様メモのご用意はよろしいですか📝? では、さっそく始めていきます🎶
―白川郷の歴史的背景―
歴史をさかのぼっていくと「白川郷」の地名が確認できるのは鎌倉初期とのことですが、あの独特な建築様式「合掌造り」は江戸中期から昭和初期までに建てられたとのこと。ところが、昭和20年代より始まった小集落の離村・火災による焼失・合掌家屋の転売で大正には約300棟あった合掌家屋が、昭和には約190棟に激減してしまったそうです。こうした合掌家屋の激減を受け、1971年全住民の総意により「白川郷荻町集落の自然環境を守る会」を発足し保存活動が始まりました。
「売らない」「貸さない」「壊さない」という三大原則を掲げ、活動をしていたようです。
これらの保存活動が功を奏し、保存活動から5年後には重要伝統的建造物群保存地区として選定され、1995年にユネスコ世界遺産に登録されました。
参照:白川村役場HP
―自然との共生や住民の工夫―
白川郷と言えばどのようなイメージですか?またどのような風景が思い浮かびますか?
山々に囲まれている場所、豪雪地帯、広大な田畑、うっそうと生い茂る森林、などさまざまなイメージがあるかと思います。
そのなかでもやはり白川郷といえば、「合掌造り」というイメージは満場一致ではないでしょうか?✨
合掌造りの定義自体はそもそも一様ではないようですが、日本の住宅建設様式のひとつで2つの部材を山形に組み合わせることを指すようです。
山形に組み合わせた2つの部材⛰️と、神仏を拝むときの合掌🙏とは、まさに形が似ていますね。
建築物をすっぽり覆う程の急勾配な屋根が特徴的ですが、現存する屋根の傾斜は約45度~60度と雪が滑り落としやすくなっているそうです。
豪雪地帯ならではの先人の知恵や、山間の気候に適応するための工夫が伺えます🤔💭
建築資材には周囲の森林から伐採された木材が使われており、水回りには水湿に強い「クリ材」が施されています🌲
―金沢からのアクセス―
金沢からは約75㎞の距離で、高速道路を使って1時間ちょっとで到着します。
バスは金沢駅東口2番乗り場より乗車できます。以下運行状況の一例です。
金沢⇆白川郷
北鉄バスHP
時刻表
【🚌】北鉄バス or 濃飛バス(金沢駅東口2番乗り場)→ 白川郷(1時間15分)
【🏨】金沢駅(周遊バス右回りルート)→当宿 (7分)
【🎫】片道運賃 大人2,600円 (小人1,300円)
【北鉄バスHP📝】http://www.hokutetsu.co.jp/highway-bus/takayama
バスは事前予約をおススメします。
駅から当宿までは7分の好立地!白川郷の旅疲れが取れること間違いなしです✨
いかがでしたでしょうか。今回は白川郷についてご紹介しました。
その魅力は無論、冒頭でもお伝えした通り歴史や自然環境にあることもはもちろんですが、それと同じくらい欠かせないのが今もそこで暮らす住民の方々の“歴史と伝統を守り紡ぐ心”であると言えますね。
幾多の世代を超え、守り受け継がれてきた白川郷は人々のつながりの中で今の姿があるのです。
金沢にお越しの際はぜひ一度、白川郷へ訪れてみてください。